4月30日、横浜の赤レンガ倉庫で行われた
「癒しの水彩花展&幸せ絵画教室エキシビジョン発表会」に
参加してきました。
GWのヨコハマは観光客でいっぱい。
なんか休日気分でステキ。
赤レンガって響きがいいでしょ?
そして加藤雄詞さんの癒しの水彩花画の新作4点の発表と、
横浜と大阪で10年近く開催されている「幸せ絵画教室」の
生徒さんの作品展を拝見しました。
今回、私が一番魅かれたのが「ブルーロージィズ」
青いバラって幻想的ですよね・・・。
会場の広々としたステージの上に、新作の青いバラと菜の花の絵が
SMLの3点が並べられ・・・圧巻。
まず会場では4月6日からスカパー!で放映が始まった番組
『大好きだよ』が放映されました。
(一話と二話が見られてよかった!)
そしてトークタイムではまず、「幸せ絵画教室」に長年通っている
矢口恵子さんが雄詞さんの絵の魅力と、絵画教室の中で
絵と雄詞さんから学んだ「人生の極意」について話してくれました。
「デッサンのとき『一本一本の線について責任をとる』ということを
雄詞さんから教わったんです。一つの線を引くということは
その花を構成するための細かい積み重ね。
雄詞さんのお花の絵は、細かい細かい線を積み重ねていくことで
一枚の絵が完成します。
だから、絵を通じて、人生を学ぶことができるのがこの絵画教室です。」
そして、いよいよ加藤雄詞さんが登場。
雄詞さんが語りの会の中で一部こんなふうに語っておられました。
「今年9月のアメリカ・ラスベガスで行われる
「ファイン・アートアワーズ」の水彩花画の賞の受賞式を
辞退しようと手紙を書いたんです。ツアーも企画していましたがやめました。
理由は僕個人の絵のノミネートというのはとても名誉なことだけど
6月から長期ツアーが今年は3本あります。
今の仕事の現状や全体の流れを考えると、スケジュール的に難しいです。
自分だけのことよりも、全体、皆さんとのつながりを一番大事に考えたい。
周囲の方は「もったいない」と言ってくれましたが僕は
今、ほんとうに大事にすべきものを最優先しようと思いました。
授賞式には代理の方に行ってもらうことにしました。」
「なんだか、むしょうに青いバラを、
宇宙の色を描きたいと強く思ったんです。
以前『レッドロージィズ』で描いたモノクロのデッサンの印刷プリントの絵に
青い色の絵の具をのせてみたんですよ。
宇宙を落とし込むつもりで」とおっしゃっていました。
ちょうどその頃、新聞の経済欄に
「S社が、青いバラを開発に成功」という記事が出ていたそうです。
だから架空の花の絵ではありません。
雄詞さんの絵には工程があります。
鉛筆でデッサンが終わると原画は一端ハワイの印刷工場に送られます。
工場では原画データをコンピューターに取り入れ
モノクロプリントの原版を造ります。
そしてまたハワイから返送されたデッサンの原画に、
今度は雄詞さんが絵の具で色を塗ります。
今回の青いバラの絵は、赤いバラを描くときに生まれた
モノクロプリントに色をつけたもの。
だから赤いバラと青いバラの絵のは兄弟のようなものです。
今回の絵画展の主役は、この青いバラの絵でした。
・・・会場で私は、この青いバラの絵の前に立ったとき、
この絵には何か人を後押ししたり前に出したりする、
そんな力を感じたのでした。
そう、今回は雄詞さんの新作と共に、
「幸せ絵画教室」の生徒さんの絵も一緒に展示されていたのです。
「自分だけでなく皆さんも一緒に前に出て下さい。」
青いバラの絵にはそんな思いがこめられていたのだと。
そしてもう一つ感じたことがあります。
先に赤いバラが生まれたのは何故か。
会場には一緒に、準主役として赤いバラがそっとたたずんでいました。
・・・赤いバラって強烈な「私」を主張する感じがします。
情熱の赤い炎、強烈なメッセージ。
赤い炎って、力強い。
自己主張って悪いように思われるかもしれないけど、
けしてそうではなく
「私」という個人があって、初めて、
他者や外の世界と対話することができる。
だからまず「私」の存在を主張することがスタートなわけです。
そしてやがてある時期がくると、赤い炎は青い炎に変わり
今度は人を後押しする役にまわるようになる。
ガスの炎のように青い炎は、あたため、熱を加えて
素材の味を引き出したり、香りを強めたりする。
自ら様々なことを仕掛けつつ、周囲の人たちをプロデューースしていく。
なんだか、加藤雄詞さんという人の、生き方やお仕事とよく似ているような、
そんな気がしました。
力強く後押しする、美学。
そこにはもう一つの強烈な存在感があります。
「宇宙の色」である、青いバラの花。
奥深いメッセージが込められた、とても雄弁な花です。
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