手放す、ということの大切さを最近とみに感じるのだ。
誰しもがらんどうになる、というのは恐ろしいものだと感じている。
でもそれはけして何もかもをなくすということではない。
むしろ、大きなものを手に入れるための、大事な前ぶれかもしれない。
多くの人々は「変わりたい」と口にしながら
ほんとうは深いところでは「変わる」ことを望んでいないのかもしれない。
変わるということは、古い自分を手放す、ということだからである。
古い自分を捨てる、ということは
今までを継続しないで壊し、新しいものを受け入れるということである。
この新しい自分を受け入れる、というのはなかなかにストレスがかかる。
当然のことながらこれまでの習慣、くせ、方法、行動いろんなものを
変えていかざるを得ないからである。
「変える」ことはすなわち脱ぎ捨てる、ということだから
これまでの習慣をきっぱりとやめることなのだ。
いろいろなものを手放してみると
案外心がすっきりしたり気持ちが晴れやかになったりする。
ほんとうのほんとうは変わりたかったのだという深い自分に気が付くと
大きく流れが変わっていくことになる。
恐れずに空洞を作ってみると
本来はそこに何を入れていくべきなのかが見えてくる。
もしかするとその空洞をふさいでいるのは
すでに不要になったこだわりや執着やいろんな感情であるかもしれない。
そのこだわりや執着が本来の自分のすごさや素晴らしさを
もしもふさいでいるとするならば
自分の本来の力を出させないでいる要因になっている。
そんな要因をできるだけ早く取り除いて
本来の本来に近づいていこうとするならば
きっと目覚めることも幸せに近づくことも
欲しいものを手に入れることもたぶんずっと近道になっていくだろう。
空洞を創るにはまず勇気を持って手放すことから。
そしてその新しいスペースに何を入れていきたいのか
たとえ時間がかかってもあわててその空洞に
何かを入れようとする必要はない。
じっくりと「ほんとうの自分」と向かい合うことから始まるだろう。
ほんとうの自分が何を望んでいるかが見えてきたら
案外あっというまに空洞にいろんな新しいものが入り始める。
プロセス、というのは完璧にできているから
その宇宙のしくみを信頼してゆだねると
必ずあるべき姿に近づいていくものだ。
この4月半ばから自分も含めて
多くの人々が新しく創った空洞に
いろんなものを創造し始めることになっていくような
そんな予感がする今日この頃である。 |