| 3月に入り、少しずつ春の兆しが見え始めてきた今日この頃…。花粉症の方々は、とてもツライとおっしゃるのもこの頃でしょうか。
さて、昨年2月から始まったこのエッセイ。1年を過ぎてみると、毎回楽しみにしています…という反響をを頂くことも増えました。パソコンを持っていない人は、友達に頼んでファクスしてもらうんだって。そういうご意見を聞いたりすると、嬉しくて頑張っちゃうんだな、単純な私としては(うふふ)。応援して下さる皆様、有り難うございます。
さて、この間、ある展示会で広島へ伺いました。ごくフツウの呉服や、宝石や、高級バッグなどが並ぶ展示会場。加藤雄詞さんの描いた水彩花の絵画と共に、チャネラー長谷川章子はここでイベントゲストの「占い師」として登場させて頂いたのです。
チャネリングという言葉はなかなか世間様に認知されていなくても、「占い」なら、皆に分かるもんね。愛用の三十三観音カードを使い、「現在の状況」「これからの課題」「今年の運勢」を3枚のカードを選んでリーディングさせて頂きました。
カードを通じて寄せられるメッセージは、観音様から寄せられるもので、その方の個人的なご質問にも、的確にお返事が届きます。「どうしてそんなことまで分かるんですか?」とぽかんとされるおばあちゃまや、若いお嬢さん。1日限定20名のところ、気がついたら毎日30人以上の方々を拝見し、3日で90名近くの方々とご縁を頂きました。
聞いたこともない占いの方法に、おっかなびっくり体験して下さったお客様も多かったと思います。
が、ほとんどの方々は、最後は満面の笑顔になり、「お蔭様で安心しました」と涙を流すおばあちゃまもおられるほど…。
そこで気が付いたことがあります。私は今まで、一生懸命、「チャネリング」や「ヒーリング」という言葉を理解してもらおうと、頑張ってきました。お一人でも多くの方々に笑顔と元気をお届けしたくて。上手に天上界のメッセージを活用すれば、とってもスムーズに人生の駒を進めることができます。でも、まだまだ認知されにくい分野でもあり、私達は「伝える」方法については、ずいぶん苦心してきました。
でも今回のイベントをきっかけに、「チャネリング」や「ヒーリング」を理解してもらおう、分かってもらおう、というのは、もしかしてこちら側のエゴではなかったかしら…と思ったのでした。
元気になりたい人々には、それが占いでも何でも、構わないのかもしれない。「伝える」ということはその方々の状況に応じて、分かりやすい手段で伝えてこそ一番効果的に伝わるのではないかと、思い至ったのでした。それこそが、お釈迦様のおっしゃった、「方便」ということではないのだろうか、と。
人は皆、自分の主観や価値観でものごとを決めてしまいがちです。目線を少し上げたり下げたりすることによって、自分の思いを効果的に伝えることができるのではないでしょうか。私たちは、案外、自分だけの範疇で、ものごとを判断したり、語っているのではないでしょうか…。
私がもう20年来、アルバムやコンサートを聴き続けているミュージシャン、角松敏生さんは「音楽は自分の精神性を伝える手段」と語ります。角松さんが最近発表されたアルバムには、沖縄とアイヌの旋律が多彩にちりばめられています。ここ数年、各地の神社を巡ったという角松さんが、日本人のアイデンティティに注目し、スピリチュアルな色合いの濃い歌詞が並びます。アイヌのシャーマンが使っていたという「トンコリ」という楽器が多用されていて、コンサート会場でこの音を耳にした私は、早速アルファ波状態で眠くなってしまいました。確かに音楽も「トーニング」というヒーリングの方法の一つです。
アプローチの方法はさまざまでも、それぞれが得意な方法で、「開かれた世界」や「新しい時代」を伝えていくことができるのだと思いました。この地上に生きている人々全てが、何らかの形で、自分の魂を表現していく生き方を、生まれながらに授かっているのだと思います。
これからも、私は私に与えられた分野で、そしてより分かりやすい方法で、皆さんに魂の気付きや目覚めのきっかけを、どんどん提供させて頂きたいと思っています。この春から、「元気してる会」で各地に出掛けますので、ぜひお会いしましょうね!
Akiko Hasegawa |