| 早いもので、2002年も、もう残り2ヵ月となってしまいました。晩秋になり、秋の京都はいよいよもみじの季節です。
さて、このところ、新しい領域に果敢に挑戦される方々が身の周りに増えてきました。というのも、これまでの経験を踏まえて、一気に何かが加速してきているような感じです。何かが入ってくる前は、必ず、何かが減ったり、消えたりしがちです。しかし、それを恐れていては、何も受け取ることはできません。勇気を出して、一度リセットしたり、手放したり、執着を解いたりすることで、次にもっとよいものがやって来るようです。
「安定と調和」、この言葉は日本人が特に好むようです。しかしながら、私たちは、この激動の時期にあって、この二つの言葉に浸っているヒマはないようです。けれども、内なる自分、マインドの根底に、この二つが横たわっていると、どんなことも平易に受け入れていくことができるのではないでしょうか。要は、「安定と調和」は外側に求めるものではなく、自分の内側に求めるものではないかと思うのです。心の中にこの二つを手にしていると、どんな変化がやってきても、縦横無尽に対応することができます。
10年以上前に、私自身が「見えない領域」を意識しはじめたころ、次から次へと、さまざまな変化がやってきました。自分は椅子に座っているのに、周囲の環境だけがどんどん移り変わっていく、そんな感じでした。いちいちびっくりしているわけにもいかず、ただ淡々とそれを眺めていよう、そんな自分がいました。自分の人生でありながら、客観的に映画を見ている自分がいる感じです。これは言葉にするのはとても困難なのですが、スピリチュアルな領域に目覚めた途端、そんな時間の流れ方を実感するようになりました。魂の進化の速度の変化は、結局自分を取り巻く環境の変化に比例するようです。
そんな中で、どんな人にも、必ず試練や壁はやってきます。辛いことも、苦しいことももちろんあります。しかし、そこから逃げるよりも、まず正面から向かいあうことをお勧めします。そうすることで、自分自身は必ず次の領域に達することができるというプラス思考が大事なのだと思います。
人は「自分が思ったとおりのものになる」のだそうです。だから自分を「凡人」だと思いこむと凡人になります。しかし自分を「特別」だと思うと、特別になります。地球上に生きている人は全て特別な存在であると、私は思っています。それぞれに天命や使命を帯びて、この地球にやって来ている方々ばかりです。しかしながら、自分がどのような命題があるのかを思い出すまでには、案外時間がかかることが多いものです。享楽的、快楽的なものに満ちている3次元の世界で、それを見つけ出すことはとても難しいからです。
ある種の「サイン」を敏感に感じ取り、行動に移していくことができる人は、まだまだごく少数かもしれません。しかし、魂からのサインというのは、深遠なものです。本当に自分自身が満足できる人生というのは、本当の自分自身が知っているのです。
今、もしも岐路に立たされていたり、大きな選択を迫られている方々は、自分を信じて前に進んで下さい。たとえそれが現実的に困難なように見えても、あなたさま自身が、これこそは「GO」だと思ったら、前だけを見つめるべきです。勇気を出して、今までの自分以上の領域を手に入れて下さい。
安全の中に、本当の答えは、存在しないかもしれません。
Akiko Hasegawa |