| さて、いよいよ5月です!五月病というこの月独特の空気がありますが、今月、ふと心に浮かんだのは「自立と自律」という、二つの言葉でした。
辞書で引くと、「自立)自分以外のものの助けなしで、または支配を受けずに、自分の力で物事をやっていくこと」「自律)自らの気のままを押さえ、または自分で立てた規範に従って、自分のことは自分でやっていくこと」(岩波・国語辞典)とあります。
自らを律する、自ら立つ、というのは、簡単なようで、案外難しいことだと思います。しかし、まず自律…自らを律することができて初めて、自ら立つことができるのではないかと、つくづく思う今日この頃の私です。チャネリングカウンセリングを受けに来て下さる方々も、このどちらかにつまづいたり、悩んだりしている方が多いようです。
5月は、春に新しい環境へ踏み出した人々が、さらに成長する時期。植物で言えば、種が芽を出して、少しずつ、茎や葉を延ばし始めていく時期でしょう。新入社員さんも、研修を終えて本格的な経験に踏み出します。けれども、自分が選んだ道は、これでよかったのか、と悩み始める方々が現れるのも、この頃ではないかしら。
昨今、「自分が何をやりたいか分からないんです」というご相談をよく受けます。いろんな人生論の本に、「自分のやりたいことをやるのが一番いい」ということが書かれています。ですが、私は自分のつたない経験から、「自分のやりたいことをやるには、まず『自立』が大前提なんですよ」と申し上げます。ものの本には、そこを飛ばして書いてあることが多いの。これは自分なりに、とっても痛感したことです。
自分のやりたいことに取り組もうとすると、まず、たいてい、お金がかかる。ほぼ、半分以上の人々はここでつまづく。「だったら、まず経済基盤を作るのが、先じゃない?」というのが、この資本主義の世界の現実。そうすると、働かなきゃ!という答えが来る。じゃぁ、どんな仕事がいいか?これだったら自分にできるかなー、ということがあなたの仕事になる。それって結局、「自分のやりたいこと」につながるんじゃない?
「自分のやりたいこと」は、「自分がやるべきこと」に取り組んでいないと、到達しないのではないかしら、と思う今日この頃の私でございます。
Akiko Hasegawa |